Python&Qtでアプリを作って,.app形式にするまでのメモ
最近ようやくGUI的なものを作るようになったので,一連の流れを備忘します. お題は,研究で使おうかなーと思っていた画像データセット*1を展開するためのアプリです. (もちろんGUIである必要性などは全くないですが……)
使ったもの
メイン
- Python 2.7.9
- Python-Qt4(GUIフレームワーク)
- Py2app(.pyファイルを.app形式に変換してくれるすごいやつ)
- インストールは
pip install py2app
でOK.
- インストールは
アプリの目的のために使ったもの
- OpenCV
- NumPy
- h5py(データセットの形式.h5を扱うためのモジュール.http://www.h5py.org)
つくる
作ったものはこちら.
GUI部と演算(?)部は分けております.
出来上がりはこんな感じ.
.app形式に変換する
こちらの記事を参考にしました. http://www.atsuhiro-me.net/python/dev/py2app
- まず,
pip install py2app
で,py2appをインストール. py2applet --make-setup hd5Extractor_gui.py
を実行すると,'setup.py'が生成される.- ちなみに自動生成された'setup.py'の中身はこんな感じ.
python setup.py py2app -A
により,ビルドを実行../dist/
と./build/
が生成され,./dist/
の中に.app
形式の実行ファイルが生成される.
みたいな流れになっております.
こんな形でプログラムを固めておくと,スクリプトがある場所を探す手間もなく,いつものアプリケーションを開くように実行することができ,結構ラクだなーと思ったりしています.